自由落下運動(3)
問1.小球をあるビルの屋上から静かに離したら2.0秒後に地面に到達した。このとき、以下の問に答えよ。ただし、重力加速度は9.8m/s2とする。
(1)小球を離したビルの屋上の高さを求めよ。
(2)小球が地面に到達する直前の速度を求めよ。
問2.物体を静かに落下させるとき、落下させるときの高さが2倍になると地面に到達する速度は何倍になるか。重力加速度は\(g\)を用いること。
(1)小球を離したビルの屋上の高さを求めよ。
(2)小球が地面に到達する直前の速度を求めよ。
(1)\(y=\dfrac{1}{2}gt^2\)より、有効桁数2桁を加味して \[\large{y=\dfrac{1}{2}\cdot 9.8\cdot 2.0^2=\underline{20\text{m}}}\] (2)\(v=gt\)より有効桁数2桁を加味して \[\large{v=9.8\cdot 2.0=\underline{20\text{m/s}}\]
問2.物体を静かに落下させるとき、落下させるときの高さが2倍になると地面に到達する速度は何倍になるか。重力加速度は\(g\)を用いること。
高さが入っている式といえば\(y=\dfrac{1}{2}gt^2,v^2=2gy\)の2つですが、ここでは速度も関係してきますから、\(v^2=2gy\)を使います。
今、高さが\(h\)(m\)から物体を静かに落下させると、その速度は
\[\large{\begin{align}
v^2 & =2gh \\
\therefore & v=\sqrt{2gh}\end{align}}\]
一方、高さが2倍になると\(2h\)(m)となるから
\[\large{\begin{align}
v^2 & =2g2h \\
\therefore & v=\sqrt{4gh}\end{align}}\]
したがって、高さが2倍になると、速度は\(\large{\underline{\sqrt{2}}}\)倍になる。
