力(2)
力は重力以外にもいろいろあります。まずは、物体を糸につるして張った状態で静止したとき、鉛直下向きには重力がはたらきますが、重力の作用線上に物体と糸が接触した点から上向きに力がはたらきます。これは糸が物体をひっぱる力で、張力といいます。糸がゆるんでいるときには張力は物体にははたらきません。なお、ひとつの物体が静止しているとき、重力と張力の大きさは等しくなります。

物体を水平面上に置くと静止して動きません。このとき、相変わらず鉛直下向きには重力がはたらきますが、水平面から鉛直上向きに力がはたらきます。この力を垂直抗力といいます。
また、水平面上で静止している物体を引っ張ったり押したりしても動かないときがあります。このとき、物体を引っ張ったり押したりする力と逆向きの力が水平面と平行にはたらきます。この力を摩擦力といい、物体が静止したままのときの摩擦力を静止摩擦力、物体が動いているときの摩擦力を動摩擦力と分けています。なお、静止している物体が動き出す直前の摩擦力を最大静止摩擦力といいます。通常、静止摩擦力>動摩擦力の関係となります

